カザフスタン

カザフスタン代表は、カザフスタンのサッカー協会によって編成されたカザフスタンを代表するサッカーチームである。ホームスタジアムは首都アスタナのヌル・スルタン・アリーナ。

1991年12月にソビエト連邦から独立し、1992年1月30日に国際サッカー連盟（FIFA）に加盟。その後1994年4月13日にアジアサッカー連盟（AFC）に加盟したが、2002年に欧州サッカー連盟（UEFA）に加盟した。

1992年にサッカーのカザフスタン国内リーグが始まった。1992年から1995年までは、国内リーグ戦を行う「カザフスタン・スーパーリーグ」と、カップ戦を行う「カザフスタン・カップ」のみが行われていたが、1996年からは、国内リーグ戦を行う「カザフスタン・プレミアリーグ」と、カップ戦を行う「カザフスタン・カップ」の他に、国内リーグ戦を行う「カザフスタン・ファーストリーグ」が新設された。

2004年には、カザフスタンサッカー連盟がUEFAに加盟したことにより、カザフスタンのサッカークラブはUEFA主催のサッカー大会に参加できるようになった。

カザフスタン代表は、2006年ドイツW杯の予選で、UEFA加盟後初の国際大会出場を目指したが、グループリーグで敗退した。その後、2010年南アフリカW杯の予選でも、グループリーグで敗退した。2014年ブラジルW杯の予選では、グループリーグで敗退したが、2016年には、欧州選手権の予選で初めて本大会出場を果たした。

カザフスタンのサッカーは、近年急速に発展しており、2016年の欧州選手権では、グループリーグでハンガリーと引き分け、ポルトガル相手に惜しくも敗れたが、グループステージで勝ち点を獲得することができた。2018年ロシアW杯の予選では、グループリーグで敗退したが、2020年には、欧州選手権の予選で初めて本大会出場を果たした。