オリンピア・デ・ITA

オリンピア・デ・ITA（スペイン語: Club Olimpia Deportivo de Itacurubí de la Cordillera）は、パラグアイのイタクルビ・デ・ラ・コルディジェラをホームタウンとするサッカークラブ。

オリンピア・デ・ITAは1921年に設立された。パラグアイサッカー協会主催の全国リーグであるパラグアイ・プリメーラ・ディビシオンに加盟している。ホームスタジアムはエスタディオ・フアン・カンポス・リベロスである。

オリンピア・デ・ITAはパラグアイ・プリメーラ・ディビシオンで優勝したことはないが、パラグアイカップでは2018年に優勝している。また、コパ・リベルタドーレスには1979年と1980年の2回出場している。

オリンピア・デ・ITAはパラグアイ国内では中堅クラブであるが、地元イタクルビ・デ・ラ・コルディジェラでは人気のあるクラブである。オリンピア・デ・ITAのファンは「ロホス（Rojos、赤）」と呼ばれており、クラブカラーの赤を身にまとうことが多い。

オリンピア・デ・ITAには、パラグアイ代表でプレーした経験のある選手が数多く所属している。その中でも、1998年のフランスW杯に出場したカルロス・ガマーラは最も有名な選手である。ガマーラはオリンピア・デ・ITAで1979年から1985年までプレーし、その間パラグアイ・プリメーラ・ディビシオン優勝1回、パラグアイカップ優勝3回を経験した。

オリンピア・デ・ITAは、パラグアイ国内では中堅クラブであるが、地元イタクルビ・デ・ラ・コルディジェラでは人気のあるクラブである。クラブは若手の有望な選手を育成することに力を入れており、今後の活躍が期待されている。