スピードウェイ(英:speedway・motorcycle speedwayとも)は、4人の選手が平らなオーバルコースのダートトラックを反時計回りに4周走行するオートバイ競技である。スピードウェイでは選手がコーナーで車体を傾かせ、後輪を滑らせるテクニックを使い走行する。
スピードウェイは、トラックレーシング(en:Track racing)の一種目として国際モーターサイクリズム連盟(以下FIM)が国際的に統括しており、各国内での大会はFIMの傘下団体がこれを統括している。各国内および国際規模の大会が開催されており、国別対抗戦のスピードウェイ・ワールドカップ(SWC)や、個人の好成績者が出場して世界チャンピオンを争うスピードウェイ・グランプリ(SGP)などが行われている。中央ヨーロッパから北ヨーロッパにかけては人気の競技であり、それに次ぐ規模でオーストラリアや北アメリカでも行われている。
競技としての正確な発祥は不明だが、第一次世界大戦前のアメリカ合衆国や、1910年代後半から1920年代前半ごろのオーストラリアで、既にスピードウェイのレースが実施されていた記録が残されている。