フウガドールすみだ(FUGADOR SUMIDA)は、東京都墨田区をホームタウンとする、日本フットサルリーグ(Fリーグ)に加盟するフットサルクラブ。

クラブ名は、「FU=FUTSAL(フットサル)」、「G=grow up(成長する)」、「A=associate(仲間)」と、スペイン語「JUGADOR(選手)」を合わせた造語。「フットサルとともに成長する仲間たち」という思いが込められている。また、墨田で生まれた葛飾北斎の「富嶽三十六景(“ふが”くさんじゅうろっけい)」の音も含んでいる。

History

2001年、BOTSWANAとして木村幸司をはじめとする東京都立駒場高等学校サッカー部OBによって結成され、まもなく暁星高校サッカー部OBも合流する。2002年よりオフィシャルリーグに参戦、東京都オープンリーグで優勝、2部リーグ昇格。 2003年、東京都2部リーグ優勝。2004年、東京都1部リーグにて11連勝の末優勝。関東リーグ参入戦に全て勝利し関東フットサルリーグ昇格を決める。

2007年、クラブ名をFUGA MEGUROに変更。ブラジル遠征を行う。

2009年のJFA 全日本フットサル選手権大会ではFリーグに所属するバルドラール浦安、デウソン神戸、名古屋オーシャンズに勝利して優勝した。

2009年、活動範囲の東京都23区内への拡大に伴ってクラブ名をFUGA TOKYOに変更し、墨田区に拠点とした。目黒区にはFリーグ参入条件を満たすアリーナが存在しないことがこの改名の背景にあったとされる。同年、関東フットサルリーグ3連覇を達成。

2011年10月に墨田区よりホームタウンスポーツチームとして正式に承認され、2012年にクラブ名をフウガすみだ(FUGA SUMIDA)に変更。 日本フットサル連盟及び日本フットサルリーグより、Fリーグ準会員として承認される。

2013年11月の日本フットサル連盟理事会にて、2014-15シーズンからのFリーグ参入が認められた。Fリーグに参入するにあたって、2014年にはクラブ名をフウガドールすみだ(FUGADOR SUMIDA)に変更した。参入初年度となった2014-15シーズンは6位でシーズンを終えた。

2016年にはかつてキャプテンを務めた金川武司が現役引退し、2017年には太見寿人が現役引退した。2018年1月18日、Fリーグが2018-2019シーズンから2部制を導入するにあたって新設されるFリーグディビジョン1(F1)へ参加することが決定した。

2021年には15年以上に渡って指揮を執ってきた須賀雄大監督が退任し、荻窪孝が後任の監督に就任した。須賀の長年にわたる功績を称え、2021年4月1日にはクラブ名をスーガドールすみだに変更した。なお同日には、新監督に就任するはずだった荻窪孝が置き手紙を残して失踪したがこれら一連のことはエイプリルフールのネタであった。

クラブはその後もフウガドールすみだのまま参戦を続け、荻窪は2021-2023シーズンと2季監督を務め、2023-24シーズンは北隅智宙が監督を務めるもスペインから帰国し主力セットで活躍していた清水和也の名古屋移籍などもあり成績は低迷し北隅は2023-24シーズンを持って退任した。

2024-25シーズンは元しながわシティ監督を務めていた岡山孝介が監督に就任。