ラシン・デ・アベジャネーダ(スペイン語: Racing Club de Avellaneda)は、アルゼンチンのアベジャネーダに本拠地を置くスポーツクラブである。主に、サッカー競技部門が有名である。ラシン・クルブやラシン・クラブ・デ・アベジャネーダとも表記される。

1903年、アヴェジャネーダにある地下鉄駅、ラ・ペストゥアニの周辺に集まる人たちによって創設された。クラブ名は、フェルナンド・ゲレイロが住んでいたイギリスの港町レシングに由来する。

1913年に、ラ・カンチャ・デ・マデロ(カバージタ)と命名された最初のスタジアムが建設された。それまでは、様々な場所で試合をしていた。1940年、新スタジアムとしてエル・シリンドロ(エストゥディオ・プレシデンテ・ペロン)が建設された。

アルゼンチンサッカー協会に所属する。18の国内リーグタイトル、6つの国内カップ戦タイトル、1つの南米リベルタドーレス杯タイトル、1つのインターコンチネンタルカップタイトルを獲得している。過去には、アルフレッド・ディ・ステファノ、フアン・ペロン、ホアキン・ボベラ、カルロス・ビアギ、ラウタロ・マルティネスなど著名な選手を輩出した。