リミニFC(Rimini Football Club)は、イタリア・エミリア=ロマーニャ州・リミニを本拠地とするサッカークラブチームで、1912年に創設された。2022-23シーズンはセリエCに所属している。
1912年にリベルタス・リミニ (Libertas Rimini) として創設された。1920年代に現在の赤と白のシャツが採用され、1929-30シーズンには現在もクラブが使用するスタディオ・ロメオ・ネーリが建設された。クラブ名は1938年にリミニ・カルチョFCに改称された。
長年にわたり地域リーグ(現在のセリエCに相当)に参加したあと、クラブは1976年に初めてセリエBへの昇格を達成した。1970年代のセリエBでの3シーズンは順位表の下半分で終わった。1978-79シーズンにセリエCに降格したが、翌シーズンには昇格を決めた。1981-82シーズンに再び降格してからの24シーズンはセリエCに留まり、その内、1990年代はすべてセリエC2で過ごした。
2004-05シーズンにセリエC1に優勝し、1970年代以降初めてセリエBに復帰した。
2009-10シーズンはレガ・プロ・プリマ・ディヴィジオーネのジローネBで4位となりプレイオフに進むも敗退。そしてこの敗退で資金繰りが厳しくなり、2010年7月に所属していたレガ・プロ連名からクラブの財政難によりリーグ登録が認められずセリエD(アマチュア)のカテゴリーへ降格となってしまった。
2010年8月5日、起業家リミニビアージョアマティ(riminese Biagio Amati)が旧チームを引き継ぎ、ACリミニ1912として再出発した。