ストラスブール・ウィメン

ストラスブール・ウィメン（AS ストラスブール・アルザス・ウィメン）は、フランスのストラスブールにある女子サッカークラブである。現所属はフランス女子サッカーディビジョン1（D1フェミニン）。クラブはアルザス地方で唯一、国内のトップリーグでプレーしている女子サッカークラブである。

首都パリからフランス東部アルザス地方の都市ストラスブールを拠点に活動している。ストラスブールは1979年のFA女子カップで優勝した同地域を本拠地とするクラブ、ストラスブール・ピアールの前身にあたるクラブとして1974年に設立された。1974年の夏、ストラスブールのリセに通う生徒が、町の近郊でフランスのスポーツ指導者で、サッカーの普及に努めていたミシェル・シュトルトの指導でサッカーをしたことがきっかけで創立された。女子サッカーのパイオニアであるシュトルトは、サッカーへの興味を育み、アルザス・フットボールリーグ（LFA）の女子委員会を立ち上げ、ストラスブール・ウィメンの前身にあたるUSコルマールを創設した。

女子サッカーの専門クラブ、ドイツの1.FFCフランクフルトとの定期的な親善試合により、クラブの評判は成長した。1978-79年シーズンにシュトルトはチームを全国選手権へと前進させ、クラブ名はストラスブール・ウィメンに変更された。クラブはポワティエを3-1で破り、1979年にFAカップで優勝した。

ストラスブールは、女子フランス・カップでは２度の準優勝がある。クラブは2017-18年シーズンに初めてフランス女子サッカーリーグ、ディビジョン1（D1フェミニン）のトップリーグに昇格した。