TP-T(タンペレ・ピルカンマーエン・テフロ・チーム)は、フィンランド北西部の都市タンペレに本拠地を置くサッカーチームである。
1930年に設立され、現在、フィンランド最高峰のサッカーリーグであるヴェイッカウスリーガに所属している。

TP-Tは、1980年代後半から1990年代前半にかけて黄金期を迎え、1987年にはフィンランド・カップで優勝、1988年にはヴェイッカウスリーガで優勝を果たした。また、1989-90シーズンのUEFAチャンピオンズカップでは、1回戦でマンチェスター・ユナイテッドを破り、2回戦に進出した。

しかし、その後は低迷が続き、2009年にはヴェイッカウスリーガから降格した。その後、2011年にヴェイッカウスリーガに復帰したが、2014年に再び降格した。現在は、フィンランド2部のヤッコネンに所属している。

TP-Tのホームスタジアムは、タンペレ・スタジアムである。収容人数は約17,000人。

TP-Tのサポーターは、熱狂的として知られている。特に、ホームゲームでは、スタジアム全体が一体となってチームを応援する。

TP-Tのライバルチームは、同じタンペレに本拠地を置くイルヴェスである。両チームの対戦は「タンペレ・ダービー」と呼ばれ、常に白熱した戦いとなる。