スペイン代表は、国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)に加盟する、スペインサッカー連盟(RFEF)によって編成されるサッカーのナショナルチームである。

愛称は「ラ・ロハ」(La Roja、赤い意)、「ラ・フルリア・ロハ」(La Furia Roja、赤い激怒の意)など。

スペインは、1960年代から1970年代にかけて、ディ・ステファノ、プスカシュ、ヘントといった名選手を擁し、「無敵艦隊」と呼ばれ、欧州選手権とFIFAワールドカップで優勝を飾った。

しかし、1980年代以降は低迷が続き、1990年代のFIFAワールドカップでは、グループリーグで敗退した。

その後、ルイス・アラゴネス監督の下でチームを再建し、2008年の欧州選手権で優勝、2010年のFIFAワールドカップで優勝を果たした。

さらに、2012年の欧州選手権でも優勝し、国際サッカーの歴史上初めて、3大会連続で国際タイトルを獲得した。

スペインは、パスサッカーを駆使した攻撃的なサッカーを得意とし、世界でも屈指の強豪国として知られている。

FIFAランキングでは、2008年10月から2014年6月まで首位を守り続けていた。

2018年のFIFAワールドカップでは、グループリーグを首位通過したが、決勝トーナメント1回戦でロシアにPK戦で敗れ、16強で敗退した。

2022年のFIFAワールドカップでは、グループリーグで2勝1敗で首位通過したが、決勝トーナメント1回戦でモロッコに敗れ、ベスト16で敗退した。