スケジュール

国際試合 06/05 18:30 - ベルギー vs モンテネグロ - View
国際試合 06/08 18:00 - ベルギー vs ルクセンブルク - View
Euro 2024 06/17 16:00 1 ベルギー vs スロバキア - View
Euro 2024 06/22 19:00 2 ベルギー vs ルーマニア - View
Euro 2024 06/26 16:00 3 ウクライナ vs ベルギー - View
UEFAネイションズリーグA 09/06 18:45 1 ベルギー vs イスラエル - View

結果

国際試合 03/26 19:45 - イングランド v ベルギー D 2-2
国際試合 03/23 17:00 - アイルランド v ベルギー D 0-0
ユーロ2024予選 11/19 17:00 10 [2] ベルギー v アゼルバイジャン [4] W 5-0
国際試合 11/15 19:45 - ベルギー v セルビア W 1-0
ユーロ2024予選 10/16 18:45 8 [1] ベルギー v スウェーデン [3] D 1-1
ユーロ2024予選 10/13 18:45 7 [2] オーストリア v ベルギー [1] W 2-3
ユーロ2024予選 09/12 18:45 6 [1] ベルギー v エストニア [4] W 5-0
ユーロ2024予選 09/09 13:00 5 [5] アゼルバイジャン v ベルギー [2] W 0-1
ユーロ2024予選 06/20 18:45 4 [4] エストニア v ベルギー [2] W 0-3
ユーロ2024予選 06/17 18:45 3 [2] ベルギー v オーストリア [1] D 1-1
国際試合 03/28 18:45 - ドイツ v ベルギー W 2-3
ユーロ2024予選 03/24 19:45 1 [5] スウェーデン v ベルギー [3] W 0-3

Stats

 TotalHomeAway
Matches played 10 5 5
Wins 6 3 3
Draws 4 2 2
Losses 0 0 0
Goals for 22 13 9
Goals against 6 2 4
Clean sheets 6 3 3
Failed to score 1 0 1

サッカーベルギー代表(サッカーベルギーだいひょう、オランダ語: Belgisch voetbalelftal, フランス語: Equipe de Belgique de football)は、ベルギーサッカー協会(KBVB / URBSFA)によって構成される、ベルギーのサッカーのナショナルチームである。愛称は「ベネルクスの赤い悪魔」。

History

1980年代 - 1990年代

ベルギー代表は、FIFAワールドカップには第1回大会から3大会連続出場の実績を持つチームである。1980年代に入り、ヤン・クーレマンス、ジャン・マリー・プファフ、エリック・ゲレツらが台頭してから隆盛を迎えた。UEFA欧州選手権1980では、地元イタリアを抑えて決勝に進出し準優勝に輝く。1982 FIFAワールドカップでは、開幕戦でディエゴ・マラドーナらを擁する前回優勝国のアルゼンチンを1-0で破るという番狂わせを演じ、ワールドカップ出場6回目で初めてグループリーグを突破した。エンツォ・シーフォ、ジョルジュ・グルンらが加わった1986 FIFAワールドカップでは、欧州予選プレーオフで隣国でもあるオランダと対戦し、アウェイの第2戦でオランダの出場権獲得が迫っていた中で挙げた85分のゴールによってアウェイゴールルールでの突破を果たした。本大会でもグループリーグ3位と苦しみながらも決勝トーナメントに進出し、ソ連、スペインを立て続けに破って初のベスト4となる4位に躍進した。

その後も、ベルギー代表はシーフォらを中核に1990年、1994年、1998年と3大会連続で本大会出場を果たし、1990年と1994年大会ではベスト16に進出した。ちなみに、参加24ヶ国6グループ制だった時代に1990,1994と2大会連続で第1シード権を得るなどした。

2000年代 - 2020年代

UEFA欧州選手権ではUEFA EURO 2000をオランダと共催したが1勝2敗でグループリーグ敗退に終わり、FIFAワールドカップと欧州選手権で続いていた「開催国は必ず一次リーグを突破する」という伝統が初めて崩れた。2002 FIFAワールドカップではマルク・ヴィルモッツらを擁しベスト16に進出するがブラジルに敗れ世代交代に失敗、ベルギー代表もこの大会を最後にワールドカップ、欧州選手権共に予選敗退が続き、2010年にはFIFAランク68位まで後退した。しかし、その後はユース世代の育成改革が成功するとエデン・アザール、ケヴィン・デ・ブライネ、ロメル・ルカクら黄金世代の選手が次々と現れ始め、国際大会でも優勝候補の一角と目され始めた。2013年10月11日、ヨーロッパ予選グループAで首位通過を決め、3大会ぶりにFIFAワールドカップへ出場することになった。本大会ではグループリーグHに入り、3連勝で首位を通過すると、ラウンドオブ16では延長戦でアメリカに勝利し1986年大会以来、28年ぶりにベスト8へと進出した。準々決勝では、アルゼンチンの前に敗れた。

2015年11月5日付のFIFAランキングで、史上8ヶ国目の1位となった。UEFA EURO 2016では4大会ぶりに本大会へ出場し、ベスト8まで進出するも準々決勝でウェールズに敗れた。2018 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選ではグループHで9勝1分け(総得点43点)という圧倒的な強さを見せ、欧州一番乗りで本大会の出場権を獲得した。本大会ではグループGを3戦全勝で首位を通過、決勝トーナメント1回戦では日本に3-2と大逆転勝ちを収めると、準々決勝ではブラジルを2-1で退けた。準決勝ではフランスと対戦して0-1で敗れはしたが、3位決定戦ではイングランドに2-0で勝利して強豪国ともほぼ互角に渡り合い、1986年大会を上回る3位に輝いた。また、1年延期されたUEFA EURO 2020では、2大会連続で準々決勝で敗退している。

前回大会3位を超える初優勝を目指して挑んだ2022 FIFAワールドカップはグループFに入り、初戦で36年ぶりの本大会出場となるカナダと対戦した。カナダ戦をティボ・クルトゥワのPKストップやミシー・バチュアイのゴールで1-0で勝利したことにより、W杯のグループリーグでの連勝記録を最多タイの「8」にまで伸ばした。勝利すれば3大会連続の決勝トーナメント進出が決まるモロッコとの第2戦は、前半こそケヴィン・デ・ブライネ、トルガン・アザールを中心に押し込む展開を作るが73分にセットプレーから失点すると、終了間際にも追加点を奪われ0-2で敗れた。勝利以外ではグループステージで敗退の可能性が高い状況で挑んだ前回大会準優勝クロアチア戦でもなかなか得点を奪えず、後半にロメル・ルカクら攻撃的な選手を投入したものの、最後まで再三の決定機を生かすことができないままスコアレスで試合終了となり、グループステージ敗退となった。試合後の会見で、2016年からベルギーの代表監督を務めたロベルト・マルティネスが退任することを表明。さらにその数日後にはベルギー代表の黄金世代の1人であり、この大会にチームのキャプテンとして臨んだエデン・アザールが代表引退を表明した。

2023年2月8日、カタールW杯終了後に退任したロベルト・マルティネスの後任に、ドメニコ・テデスコが監督に就任。3月23日にはW杯終了後に代表引退したエデン・アザールの後任にケヴィン・デ・ブライネがキャプテンに就任した(ベルギーの副キャプテンにはティボー・クルトワとロメル・ルカクが選出されている)。

ベルギー代表は、ベルギーサッカー協会によって編成されるサッカーのナショナルチームである。愛称はレッドデビルズ(赤い悪魔)であり、これは、赤いユニフォームと胸に描かれる悪魔のエンブレムに由来する。

ベルギーは、国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)に加盟している。ホームスタジアムは、首都ブリュッセルのキング・ボードゥアン・スタジアムである。

ベルギーは、FIFAワールドカップに出場した回数(14回)と、その成績(ベスト4が3回、ベスト8が1回)において、比較的安定した成績を収めている。UEFA欧州選手権には出場した回数(6回)と、その成績(準優勝が1回、ベスト4が1回)において、ワールドカップよりもやや劣るものの、それでも十分な成績を収めている。

ベルギーは、世界有数のサッカー強国として知られており、FIFAランキングでも上位に位置することが多い。また、ベルギーは、多くの才能ある選手を輩出しており、その中には、エデン・アザール、ケビン・デ・ブライネ、ロメル・ルカクなど、世界屈指の選手もいる。