JFL | 11/20 04:00 | - | FC神楽しまね v 鈴鹿ポイントゲッターズ | W | 3-0 | |
JFL | 11/13 04:00 | - | 奈良クラブ v FC神楽しまね | L | 2-1 | |
JFL | 11/06 04:00 | - | FC神楽しまね v FCティアモ枚方 | D | 2-2 | |
JFL | 10/29 04:00 | - | ホンダFC v FC神楽しまね | L | 3-0 | |
JFL | 10/22 04:00 | - | MIOびわこ滋賀 v FC神楽しまね | W | 1-2 | |
JFL | 10/08 04:00 | - | 東京武蔵野シティFC v FC神楽しまね | L | 4-2 | |
JFL | 09/25 04:00 | - | FC神楽しまね v ホンダロック | D | 1-1 | |
JFL | 09/17 06:00 | - | ソニー仙台FC v FC神楽しまね | W | 0-3 | |
JFL | 09/11 05:00 | - | FC大阪 v FC神楽しまね | L | 2-1 | |
JFL | 09/04 06:00 | - | FC神楽しまね v 高知ユナイテッドSC | L | 1-2 | |
JFL | 08/28 06:00 | - | ヴィアティン三重 v FC神楽しまね | W | 0-1 | |
JFL | 07/31 06:00 | - | FC神楽しまね v ヴェルスパ大分 | W | 1-0 |
Total | Home | Away | |
---|---|---|---|
Matches played | 1 | 1 | 1 |
Wins | 1 | 1 | 0 |
Draws | 0 | 0 | 0 |
Losses | 0 | 0 | 1 |
Goals for | 3 | 3 | 1 |
Goals against | 0 | 0 | 2 |
Clean sheets | 1 | 1 | 0 |
Failed to score | 0 | 0 | 0 |
FC神楽しまね(エフシーかぐらしまね、英語: FC Kagura Shimane)は、かつて存在したサッカークラブ。島根県松江市を本拠地としていた。2011シーズンから2021シーズンまでの登録チーム名・呼称は「松江シティFC」だったが、2022年2月1日に「FC神楽しまね」へ変更された。Jリーグ加盟を目指すクラブの1つだった。
1968年、前身となる松江RMクラブを創設。その後、2007年まで松江RM友の会の名で公式戦に参加していたが、2008年にヴォラドール松江 に改称。2009年に中国地域県リーグ決勝大会で準優勝し、2010年より中国サッカーリーグに昇格した。
2022年7月26日、選手・スタッフ全員の7月分の給与が支払われておらず、6月分の給与も遅配されていることが報道され、経営難に陥っていることが取り沙汰された。クラブもこの報道を事実と認め、7月29日には、クラブを運営する松江シティFC株式会社が、設立当初より債務超過を繰り返していることを明かした。成績面においては残留圏である14位以上を確保しているため中国サッカーリーグへの自動降格はないが、このような運営面の問題から、JFLはクラブに対して再建策の提示などを求め、同年12月6日に開催される理事会で残留の可否について審議が行われることとなった 予定だったが、継続審議となり、結論は持ち越された。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う試合数の大幅減や無観客試合(リモートマッチ)の影響もあり、2019年に約9,700万円だったクラブの運営赤字は、2021年には約1億円にまで膨れ上がり、適切な経営再建へ向けた打開策を見出せない状態にあった。加えて選手の給料の未払いが続き、プロ契約を結んでいるにもかかわらず生計を立てるためにアルバイトをせねばならないケースも発生。7月に給与未払いが公になって以降、監督・実信憲明や主将・垣根拓也ら20人以上が退団する事態に陥った。その一方で元コーチが運営会社を相手取り、未払い分の支払いを求める訴訟を起こしたが、2回にわたる口頭弁論で被告側は出廷することも書面での主張もなく、そのまま結審し、同年2月1日に未払い分の支払いを命じる判決を出すという事態にもなってしまった 他、運営会社が求めていた2023年1月20日を期限とした給与支払いと、JFLの参加費の支払いが間に合わないことが一部報じられた。
2023年1月23日、日本フットボールリーグは臨時理事会を開き、FC神楽しまねのJFL不参加、退会を決定した。約半年間にわたり選手・スタッフ・社員への給与未払いが続く上、今季JFL参加への会費も支払っておらず、今後も資金繰りが見込めないとの判断によるものである。なお成績面以外でのJFLからの退会・除名である場合は、地域リーグへの1階級降格は認められていないため、2023年度は中国サッカーリーグへの参加もできず、存続したとしても島根県社会人サッカーリーグへの参加は島根県サッカー協会の判断に委ねられることとなる。
すでに2023年度のスクール生(学生・児童世代)の募集も再開されていた が、今回のJFL退会を受けて、今後のトップチーム・下部組織・スクールの活動はすべて未定となった。トップチームの残留希望者は前述の大量退団の影響もあり、JFL退会決定時でわずか8人。下部組織にも100人以上の学生・児童が在籍しているというが、その下部組織の存続すらも危ぶまれているとの一部報道があった。また加えて、運営会社の社長・宮瀧譲治は2022年11月にクラブを離れ、組織の指揮が取れない状態であるため、JFL加盟クラブから各1名は最低就任することを求めている理事職も、退会決定時の臨時理事会ではクラブの常務理事2人がオブザーバーとして出席したという状況だった(社長の宮瀧はクラブ解散まで正式な記者会見を一度も行うことはなかった)。1月31日、クラブは松江市内で開かれた保護者会で、宮瀧名義によるA4版のコピー用紙1枚の告知に保護者に配布、その中で、「諸般の事情」により上記の育成チームのU-15及びU-12松江の活動を停止したことを明かした。クラブは「子供たちがサッカーをする場所を無くしたくない」としてジュニア・ジュニアユースのコーチに協力を依頼、U-14監督を務めていた見継武志を中心に「松江シティフットボールクラブ」を新たに設立し、所属選手の受け皿として活動するとした。ただし、運営面での実態は不透明となっている。2023年度の活動を継続するためには、遅くとも2月3日までに島根県サッカー協会にチーム・選手登録を済ませねばならないため、FC神楽しまねU-15・U-12松江から松江シティFCへの移管をするか否かを、短い時間で決めてほしいと要望をしたとされる。またスクールについても活動を休止し、前年トップチームの副主将を務めた佐藤啓志郎が2月から開設するサッカースクール「KEISHIサッカースクール」へ移管し、希望者にはそれぞれの受け皿のチーム・スクールで練習できるようにするとした。
3月14日、松江シティFC株式会社が松江地方裁判所に破産手続きの開始を申し立てて、クラブ解散が決まった。
8月3日、松江労働基準監督署はスタッフ4人に対する最低賃金法違反(賃金不払い)の疑いで、松江シティFC株式会社と、同社の代表取締役社長を松江地方検察庁に書類送検した。