DateRHome v Away-
04/19 09:35 9 レッズ v Highlanders 31-0
04/19 07:05 9 フィジアンドルア v ハリケーンズ 15-38
04/13 09:35 8 レベルズ v Highlanders 47-31
04/13 07:05 8 ハリケーンズ v チーフス 36-23
04/12 09:35 8 ワラターズ v クルセイダーズ 43-40
04/12 07:05 8 モアナパシフィカ v レッズ 17-14
04/06 08:35 7 ブランビーズ v ワラターズ 40-16
04/06 06:05 7 チーフス v モアナパシフィカ 68-12
04/05 08:35 7 レベルズ v フィジアンドルア 41-20
04/05 06:05 7 ブルース v ウェスタン・フォース 50-3
03/30 08:35 6 レッズ v ブランビーズ 19-20
03/30 06:05 6 Highlanders v ハリケーンズ 12-47
03/30 03:35 6 モアナパシフィカ v ブルース 8-47
03/30 01:05 6 フィジアンドルア v ウェスタン・フォース 31-13
03/29 08:35 6 ワラターズ v レベルズ 21-27
03/29 06:05 6 クルセイダーズ v チーフス 37-26
03/23 08:35 5 ウェスタン・フォース v レッズ 40-31
03/23 06:05 5 ブルース v クルセイダーズ 26-6
03/23 03:35 5 チーフス v Highlanders 28-21
03/23 01:05 5 フィジアンドルア v ワラターズ 39-36
03/22 08:35 5 ブランビーズ v モアナパシフィカ 60-21
03/22 06:05 5 ハリケーンズ v レベルズ 54-28
03/16 08:35 4 ワラターズ v ブルース 10-12
03/16 06:30 4 チーフス v フィジアンドルア 46-29
03/16 03:35 4 Highlanders v ブランビーズ 21-27
03/15 11:00 4 ウェスタン・フォース v モアナパシフィカ 14-22
03/15 08:35 4 レベルズ v レッズ 26-53
03/15 06:05 4 クルセイダーズ v ハリケーンズ 10-14
03/09 08:35 3 レッズ v チーフス 25-19
03/09 06:05 3 ハリケーンズ v ブルース 29-21

スーパーラグビー(英語: Super Rugby)は、オーストラリア・ニュージーランド・フィジーの3か国から計12のプロチームが参加するラグビーユニオンの競技会であり、SANZAARが運営している。2022年からの大会名はスーパーラグビー・パシフィック(英語: Super Rugby Pacific)。最多優勝は、クルセイダーズの10回である。

History

プロラグビー ラグビーリーグ(13人制ラグビー)の人気に対抗するため、オーストラリアニューサウスウェールズラグビー協会(英語版)主催の招待大会を始まりに、1986年から1990年まで開催された6チーム参戦のサウスパシフィック・チャンピオンシップに起源を持つ。

当時の参加チームは、オーストラリア(ニューサウスウェールズ、クイーンズランド)、ニュージーランド(オークランド(英語版)カンタベリー(英語版)ウェリントン(英語版))、フィジーの6チーム。

1991年は、ニューサウスウェールズラグビー協会の財政事情により開催されなかった。ワールドカップ1991でのオーストラリア優勝を経て、1992年に「スーパー6」として再開した。

1993年、スーパー6に代わり、南アフリカとパシフィック・トライネイションズの優勝国が新たに参戦する国際トーナメント「スーパー10」が開催される。参加チームはオーストラリア(ニューサウスウェールズ、クイーンズランド)、ニュージーランド(前年のニュージーランド州代表選手権上位4チーム)、南アフリカ(前年のカリーカップ上位3チーム)、パシフィック・トライネイションズ(前年のフィジー、トンガ、西サモアによるラグビー国際試合の優勝国)の計10チーム。スーパー10は、1993年から1995年までの3シーズン開催された。

1996年、SANZAR設立

1995年、それまでアマチュアスポーツを堅持していたラグビーユニオンが、13人制ラグビーリーグと同じプロ化へと転換した。

1996年、オーストラリアとニュージーランドで人気が高いラグビーリーグへの対抗、ワールドカップ1995で優勝した南アフリカのチーム強化を目的として、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカの3協会による合弁事業としてSANZARが設立される。SANZARの名称は「South African, New Zealand and Australian Rugby」の頭文字に由来している。

SANZARは、1996年から2005年まで12チーム参戦の国際リーグ戦「スーパー12」を開催。放映権売却による大型スポンサー契約を獲得し、期間限定のプロラグビーチームを結成。ラグビーの世界的な強豪3か国による国際リーグ戦が開始された。当初はオーストラリアから3チーム、ニュージーランドから5チーム、南アフリカから4チームの計12チームが参戦し国際リーグ戦を展開したが、2006年シーズンに新たに2チームが新規参入し14チームによる「スーパー14」へと名称変更された。さらに2011年シーズンからレベルズ(オーストラリア・メルボルン)が新規参入し15チーム編成の「スーパーラグビー」となった。

2011年~2015年シーズン

南アフリカ共和国、ニュージーランド、オーストラリアの各国ごとにカンファレンスを構成し、レギュラーシーズンとして、各チーム16試合を行う。各カンファレンスは5チームからなる。

その内訳は、同一カンファレンス内ではホーム&アウェーで各チームが8試合、異なるカンファレンスとは4試合ずつ(異なるカンファレンスでは1チームずつ対戦しない相手がいる)の計8試合である。

各週5~7試合が開催され(期間中、各チームは5週(5試合)休み)、計120試合が行われる。各チーム8試合が本拠地開催となる。各カンファレンスの勝ち点(ポイント)とボーナスポイントを合わせた総勝ち点数1位と、残り12チームのうちの総勝ち点上位3チームがファイナルシリーズに進出し、プレーオフトーナメントを行う。総勝ち点数の1位と2位がシードとなり、3位から6位のチームが準決勝進出決定プレーオフを行う。3位決定戦は行われない。

2016年~2017年シーズン

2014年11月20日、2016年シーズン以降からのスーパーラグビーへの南アフリカチームのキングスと日本チームのサンウルブズとアルゼンチンチームのハグアレスの参加が決定し、18チームとなった。2016年からSANZARにアルゼンチンラグビー協会が参加しSANZAARSouth Africa, New Zealand, Australia and Argentina Rugbyを意味する)に改称した。

18チームに増加したことを受けて、カンファレンス構成を変更した。南アフリカグループ、オーストラリア・NZグループの2つに大別し、さらに南アフリカグループ内では、アフリカ カンファレンス1(4チーム)、アフリカ カンファレンス2(4チーム)の2カンファレンス、オーストラリア・NZグループ内では、ニュージーランド カンファレンス(5チーム)、オーストラリア カンファレンス(5チーム)に分けた。レギュラーシーズンとして、各チーム15試合を行う。

南アフリカグループのチームは、所属カンファレンス内で全チームとホーム&アウェー戦を実施(6試合)し、グループ内の別カンファレンスチームとは1回ずつ対戦(4試合)、オーストラリア・NZグループのうちの5チームと各1試合対戦(5試合)する。

オーストラリア・NZグループのチームは、所属カンファレンス内では全チームと対戦(うち2チームとはホーム&アウェー)(6試合)、グループ内の別カンファレンスのチームとは5試合、南アフリカグループのチームとは4試合対戦する。

各カンファレンス1位の4チームとワイルドカード4チーム(南アフリカグループは各カンファレンス1位を除く6チームで勝ち点が一番多い1チーム、オーストラリア・NZグループは各カンファレンス1位を除く8チームで勝ち点の多い上位3チーム)の計8チームがファイナルシリーズに進出し、プレーオフトーナメントを行う。

2018年〜2020年シーズン

2018年シーズンからスーパーラグビーのチームを南アフリカから2チーム、オーストラリアから1チーム減らし、18チームから15チームになる。ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカの3つのカンファレンス、各5チームに再編され、アルゼンチンのハグアレスは南アフリカカンファレンスに、日本のサンウルブズはオーストラリアカンファレンスに所属することになる。

各チーム同じカンファレンスのチームとホーム&アウェーで8回対戦し、残りの8試合は別のカンファレンスのチームと対戦する。ファイナルシリーズには、各カンファレンス1位の3チームと5つのワイルドカードチームの計8チームが出場する。

日本から参加したサンウルブズが、2019 ラグビーワールドカップでのラグビー日本代表の強化目的を終えたことや、2021年シーズン以後の参加契約の締結を結ばなかったことなどから、2020年シーズンを最後に活動終了を決定。また、新型コロナウイルスの影響で、5か国参加型の国際大会としては2020年3月で打ち切り、大会不成立となった。

その後、国内リーグ規模に縮小する形で「スーパーラグビーAU」(オーストラリア5チーム)、「スーパーラグビー・アオテアロア」(ニュージーランド5チーム)、「スーパーラグビー・アンロックト」(南アフリカ7チーム)のそれぞれの代替リーグが開催された。。この年を最後に、南アフリカとアルゼンチンの出場クラブも撤退した。

2021年シーズン

2021年、前年に続きオーストラリア5チームによる「スーパーラグビーAU」と、ニュージーランド5チームによる「スーパーラグビー・アオテアロア」で、国内リーグ形式に規模縮小となった。さらに「AU」と「アオテアロア」の交流戦として、この年度限りの「スーパーラグビー・トランスタスマン」を開催した(相手リーグとの総当たり戦を1回行った後、上位2チームによる決勝戦を実施)。トランスタスマンとは、オーストラリアとニュージーランドの両国を結ぶ地理・経済用語。

2022年シーズン以降

2022年シーズンから「スーパーラグビー・パシフィック」と改称しリニューアルした形で再開された。オーストラリア・ニュージーランドの各5クラブに、フィジーのチームで過去にオーストラリア選手権(National Rugby Championship)を制したことがある「フィジアン・ドゥルア」と、トンガ・サモアなどの太平洋諸島出身者・国籍所有者で構成する「モアナ・パシフィカ」の2クラブが加わり、計12チームで実施。

試合は、12チームによる変則総当たり方式で、同じ国に所属するチーム(ただし、フィジアン・ドゥルアはオーストラリア、モアナ・パシフィカはニュージーランドの扱い)のうちの特定の3チームとは2回戦総当たり、他とは1回戦総当たりの14試合を行い、その成績により上位8チームがプレーオフトーナメントに進出する。

「スーパーラグビー・パシフィック」は、ラグビーユニオンのトーナメントであり、パシフィック地域の強豪クラブチームが参加する大会です。このトーナメントは、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー、サモア、トンガ、および日本のクラブチームが競い合います。

「スーパーラグビー・パシフィック」は、高いレベルのプレーと激しい競争が特徴であり、パシフィック地域のラグビーの力を示す場となっています。各チームは、熱狂的なファンの前で戦い、優勝を目指して全力を尽くします。

このトーナメントは、数か月にわたって行われ、各チームはホーム&アウェーの形式で対戦します。試合は、スピード、フィジカル、戦術の要素が組み合わさったスリリングな展開となります。

「スーパーラグビー・パシフィック」は、パシフィック地域のラグビーの発展と成長を促進する重要なイベントであり、選手たちにとってもプロフェッショナルな環境での競技経験を積む機会となっています。

このトーナメントは、ラグビーファンにとっては見逃せないイベントであり、熱狂的な試合と情熱的な応援が繰り広げられます。スーパーラグビー・パシフィックは、パシフィック地域のラグビーの魅力と情熱を世界に発信する大会として、多くの注目を集めています。